枯れた心に愛を
「結婚……?」
「あぁ」
光希も言ってくれたな。
今、レグルスに愛されようとしてるのに何で、光希の事考えてるんだ?
「?」
レグルスは手を止め又、服を着せられた。
「急ぎ過ぎたかな…」
苦笑いをした貴方は知ってたと思う。
私が今、貴方じゃない人を考えてた事を。
寂しそうな顔
そうさせてるのは私
「レグルス…」
「俺達にはまだ時間は山程有るから急がないよ♪」
こんな私に優しくしてくれる貴方に私は……。
「キスして」
私はこの人と一緒になろう。
「いいのか?」
「うん♪幸せにしてくれる?」
「俺と結婚して不幸せなんて思わせねぇよ♪」
光希、ごめんなさい。