枯れた心に愛を
“ポーン・ポーン”
レトロなインターホンが鳴り響く。
「来たみたいだな♪」
ルンルンっとスキップして出ていった幸村。
「何しに行ったんだろう?」
3人は首を傾げた。
「私、帰るね。ありがとう話聞いてくれて♪ごめんねさぼらして」
「気にしてないよ♪」
「そぅそぅ親友でしょ!」
本当にありがたい。
「羅葡さん!?」
ルミナリエが息を切らし目の前に来た。
「……じゃぁね♪」
大方、幸村に遊ばれたな。
「えっ?はっ?大丈夫ですか?」
「うん。幸村、遊ぶなよ」
「面白いよコイツ♪」
「話聞いてくれてありがとう」
「いいえ♪ルミナリエさんも又今度♪」
【ルミナリエ、おもちゃにされるな】
可哀想と思った羅葡と穂波