枯れた心に愛を
部屋に入りソファーにかけた。
私の隣にはルミナリエが座った。
「?ルミナリエも一緒なの?」
「あぁ……羅葡、高校卒業したら何かしたいことが有るか?」
「何、急に?」
「いやな、やることが無いのならワシの会社を継いでくれないか?」
「まさおまだできるじゃん?」
「ワシは……今って訳じゃないんじゃ。経済的な大学に入って、もしやってみたいと思ったらでいい、他にやりたい事があったらソッチに行って構わない。だから、ワシの会社を継ぐ事も将来の道に入れてくれないか?」
何か違和感がある。
「まさおは?」
「ワシは……長の座に君臨するんじゃ♪」
違う……。
「まさお……?」
「羅葡はワシの大切な娘だから」
ナニソレ……。