枯れた心に愛を
呆けてると
「先生大丈夫なの?」
穂波が口を開いた
「う〜ん…大丈夫…かな?あぁ見えて好意を持った奴には優しいから」
「違うよ!!奈々の方が心配だって言ってんの!?体がアレだからイッパイ傷付いて来たの。斗騎さんが好い人でも…」
「伊達にカウンセラーしてないよ?斗騎がその道に行った理由ってさ、色々な考えの人に逢えるからなんだよ」
「もし、奈々が傷付いたらただじゃ済まさないから!!」
穂波が怒った。
私も同意見だ。
「ふっ…」
光希が笑った。
「何?」
「羅葡達は良い友達が居るな♪良かった」
「穂波には頭があがらないよ♪」
「2人共落ち着きすぎ!!!」
「だって、もし傷付けたら血ぬきにしてやるから。大事な親友にもしもがあったら死ぬ覚悟しとけって」
「ォイォイ!?俺の大切な親友殺すなよ?」
「知らないよ♪女は怖いんだよ」
「女とか男の問題じゃないだろ今のは?」