枯れた心に愛を
「“ふ〜ん”ってもっと俺にあ〜しろ、こ〜しろって言わないの?」
「束縛するの嫌いだし、我が儘言ったら嫌われるから。光希が離れたら私…」
「別に嫌いじゃないよ♪寧ろ、愛されてていいかな☆ってかあるじゃん♪今、“離れたら”って言った。だから“私から離れないで”って言ってくれれば嫌われても側に居るよ♪はいっ、言ってごらん?」
顔から火が出そうだよ!?
「いっ…一生…離れないで?」
「きゃ〜プロポーズみたい♪俺が言えば良かった☆でも、絶対離れないから。羅葡も離れんなよ?」
「うん♪」
そんな時、光希のケータイが鳴り車を止め出た。
「はいはい?」
斗騎さんからの電話だった。
と、同時に私のケータイも鳴った。
「メールだ。奈々…」
メールを見て感動した。
「そっか。死なずに済んで良かったよ♪…あぁ、コッチの話だ☆おめでとう♪」
奈々と上手くいった。
「うんうん♪良かったよ〜」
嬉し泣きしちゃった。