枯れた心に愛を


何故か私が幹事ッポイ
別に良いんだが、毎日目に見える忙しさから返事が出来ない。


光希とも会ってない。
淋しいかも。
でも、只でさえ三年生の担任は忙しいのに、私の我が儘で光希を更に忙しくさせたくない。




午後もきっちり働いたら8時過ぎになってた。
歩いて帰るのが億劫になり親父を呼んだ。


それが間違いだった。
次の日会社に出勤したら…


「相原さん!?」


相原ってのは、ママの旧姓。

「はい」


「コッチに来てくれるかね?」


神妙な課長と人事部の名札を提げた人が私を会議室に呼んだ。


“人事部って、私何した?”


会議室に入って椅子に座った。








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