枯れた心に愛を
「親父、ソレって僕が言う台詞なんじゃない?」
セナが言った。
「ははっ、そぅだったね♪ごめんな?」
「羅葡は幸福者だね♪家族皆さんに愛されてて♪」
「うん♪」
ソコに
「たっだいまぁ♪」
「「「「!!!!」」」」
ヤバイ!!
我が家始まっての問題児が帰ってきた。
「あらぁ♪皆揃って夕食?」
「珍しいだろう♪」
とじいちゃんが返事をした。
「「…………」」
光希とばあちゃんの目が合い沈黙する。
「ラブリー?このガキンチョは?」
「ラブリーのぉ〜彼氏♪」
っと可愛く言った。
「……!?」
親父(セナ)の胸ぐらを掴み小声で話してる。
光希は訳のわからないって顔をしている。
話が終わったみたいで、親父が口を開いた。
「光希君、お袋がね噛み殺したいって」
でた!!
「えっ!?」
光希びっくりしてんじゃん!!
「お袋の戯言だから気にしないで」
「ちょっとセナ!!ママでしょ!?そんな子に育てた覚えは無いわ」