絶対ダメな恋 〜偏見の世の中を生き抜いて〜下
「部屋戻ろうか…」


「…え?」


先生が僕の腕を掴んで立たせてくれた。


「明日明後日は、部屋で入浴できるから。今日は我慢してくれよ…」


…やっぱり、川上先生だね。


僕のことちゃんと解ってくれてる。


「先生は…いいの?怒られるんじゃ…」


「その辺は心配すんな!怒られねーよ…。」


先生はそう言ったけど、きっと怒られるんだよね…。


だからって、お風呂に入れない。


ごめんね先生。


僕のためにありがとう。


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