絶対ダメな恋 〜偏見の世の中を生き抜いて〜下
出発式を終え、クラスごとにバスに乗り込む。


僕の隣は藤田。


後ろに安西と井上が座る。


「全員乗ったな?」


先生が最後の確認をする。


「先生、一瀬がいませーん!」


井上がふざけて言った。


「一瀬が!?」


本気にする先生。


「…います!!」


みんなから笑いがでる。


恥ずかしい…。




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