粉雪
『…俺はいっつも、ちーちゃんに甘えてるだろ?
ホントは自分の気持ちより先に、女守るのが普通なのにな。
マジで俺、どーしよーもねぇわ…。』
「…そんなことないよ、隼人…。
あたしも、隼人と居たいから…。」
ホントの隼人は、凄く弱い人間なんだ。
あたしはただ、隼人を独りには出来なかった。
自分のことより先に、隼人を守りたかった。
『…何があっても、ちーちゃんだけは守るから…。
ごめん、ここに居て欲しい…。』
「うん、大丈夫。」
全ての覚悟を決め、力強く頷いた。
隼人の言葉に、嘘はなかった。
隼人は本当に、あたしを守り抜いたもんね。
『ちーちゃん、マツに何もされてない…?』
あたしを押し倒し、隼人は不安そうに聞いてきた。
「―――ャ!
…されるわけ…ないじゃん…!」
『…ホントの事言うと、そっちのが心配だった…。』
「―――ッ!
…馬鹿じゃん…!
アァ!…あたしは、隼人の…だよ?」
一番奥を突かれながら、声を上げた。
『…うん、そうだね。
ちーちゃん、マジで愛してるから…!』
「―――ッヤ!!」
そして隼人は、全てを吐き出した。
弱音なんて吐かないけど、本当はいつも吐き出してるんだ。
怖いから、あたしを抱いてるって。
ちゃんとわかってるから。
ホントは自分の気持ちより先に、女守るのが普通なのにな。
マジで俺、どーしよーもねぇわ…。』
「…そんなことないよ、隼人…。
あたしも、隼人と居たいから…。」
ホントの隼人は、凄く弱い人間なんだ。
あたしはただ、隼人を独りには出来なかった。
自分のことより先に、隼人を守りたかった。
『…何があっても、ちーちゃんだけは守るから…。
ごめん、ここに居て欲しい…。』
「うん、大丈夫。」
全ての覚悟を決め、力強く頷いた。
隼人の言葉に、嘘はなかった。
隼人は本当に、あたしを守り抜いたもんね。
『ちーちゃん、マツに何もされてない…?』
あたしを押し倒し、隼人は不安そうに聞いてきた。
「―――ャ!
…されるわけ…ないじゃん…!」
『…ホントの事言うと、そっちのが心配だった…。』
「―――ッ!
…馬鹿じゃん…!
アァ!…あたしは、隼人の…だよ?」
一番奥を突かれながら、声を上げた。
『…うん、そうだね。
ちーちゃん、マジで愛してるから…!』
「―――ッヤ!!」
そして隼人は、全てを吐き出した。
弱音なんて吐かないけど、本当はいつも吐き出してるんだ。
怖いから、あたしを抱いてるって。
ちゃんとわかってるから。