化け猫山
狐火『この村は、少々不安定でのぉ。
身分の知らない者を住まわせたりすると、化け猫だと疑って恐れるのじゃ…』
弦『そっそんな…』
弦は、不安な表情を浮かべて、言葉を探した。
狐火『……そうじゃ』
弦は、狐火の方を向いた。

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