秘密の恋 〜私の禁断〜 上
さっきの男がまた声をかけてきた。




「明日予定あるの?カラオケ行く?」

「あ……えっと……」




いや……

そろそろ帰りたい…

旦那が……





ミナが近寄って来て私の腕に絡み付く。







「大丈夫!リサコは行くよ!ねぇ☆?」

戸惑う私。

「ミ…ミナ…!」

「今日くらい…お願い!!」


ミナは、顔の前で手を合わせて私にお辞儀をして頼み込んで来た。







「じゃあ、ちょっとだけ…」


「はい、決定ー!!」

ミナは片手をあげて叫んだ。男も盛り上がっていた。







あと少しくらい…いっか!
あいつが浮気したのがいけないんだし!








私はそのままカラオケに行った。









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