秘密の恋 〜私の禁断〜 上

罪悪感

番号を交換してタクシーに乗り込む私にミナが声をかけてきた。


「リサコ、ありがとね!また明日連絡する!」

「うん!お疲れ様!」








ミナの脇から勇気君が顔を出した。

「また連絡するね、気をつけてね!」

「あ…うん!バイバイ。」



ミナは驚いた顔をしたけど一瞬ニヤッと笑って私を見た。

番号を交換したのがバレたな。





タクシーが走り出して気付いた…。


「あっ!!!」


運転手さんがビックリしてバックミラーで私を見た。









…マズイ。






これはマズイ。






私は結婚してるんだ…。







夜は旦那がいる…。





イコール、











電話が来たら…












バレる!!








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