秘密の恋 〜私の禁断〜 上
そしてコンビニに何食わぬ顔で入った。
―ピロリロリロ〜
コンビニの扉が開く音楽で一瞬、勇気の隣の女の人がこちらを見た。
まるで何かに怯えてるように、切なそうな顔で目があった。
勇気は女の人の背中を摩りながら小さな声で何かを話した。女の人は勇気を見上げて笑顔で首を横に振っている。
勇気…そんな優しく触らないで。
友達の女の子にもそんな風に触れるの?
…それとも。
そして、勇気はゆっくりと入口に目をやる。
私に気付く。
私に気付いたら…勇気は…きっと笑顔で…。
―ピロリロリロ〜
コンビニの扉が開く音楽で一瞬、勇気の隣の女の人がこちらを見た。
まるで何かに怯えてるように、切なそうな顔で目があった。
勇気は女の人の背中を摩りながら小さな声で何かを話した。女の人は勇気を見上げて笑顔で首を横に振っている。
勇気…そんな優しく触らないで。
友達の女の子にもそんな風に触れるの?
…それとも。
そして、勇気はゆっくりと入口に目をやる。
私に気付く。
私に気付いたら…勇気は…きっと笑顔で…。