前の席のあなたサマ。



授業中、後ろの席で二人だけの世界…


灼熱の太陽が照り続ける窓際で「あっちぃ~」と唸るあなた。

そんなあなたを見て、パタパタと下敷きで後ろから扇ぐ私。


端から見れば、王様と奴隷。


それでも構わない。



誰よりもあなたの近くにいるのが私だって実感できたらいいんです。





あなたの目に私は映っていますか?



あなたの心に私はいますか?





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