【短編】キミ×蜜×罰
ポン。



頭に柔らかい物が、当たった



広い上げると私の靴下



足元を見ると素足だった



道理で寒いハズ



そう思うと、ゴツい靴が私の靴の前に現れた



「お前、逃げんなよ」



「逃げてない。帰るって言ったし」



「減らず口だよな。ホント」



ずっと下を向いたまま、しゃべる私の頭が急に重くなった



「いい匂いだよな、お前の頭」



「…変態」



顎を乗せて私の髪に触れる



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