ワガママ〜先生に残した最後のお願い〜
一瞬で私の決意は固まった。

大学に行くという友達の流れに乗って私も…ってかんじで受験して合格した大学だったけど…。


私の夢決まった。


上島先生の背中を追います。



「そっかぁ!次は同僚になるんかなぁ」



私の言葉に先生の顔がパッと明るくなった。



先生と同僚…。



なれるかな。


頑張ればなれるよね。


先生と過ごしたこの学校で、先生と机を並べて仕事をする。


いつかそんな日が来るといい。



『小林先生、これ、お願いしますね』



なんて…上島先生に言われたりするのかな…?
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