もう一度君に会いたい



―――
今、俺たち4組は休憩中だ。

かわりに朝陽と雪波の5組が借り物競争をしていた。

朝陽は割りと早く順番がきて、何が当たったのか分からないけど、幼い男の子を連れてゴールした。

『(いったい何が当たったんだ……?)』

そんな疑問が沸き上がったけど、後で直接聞くことにして、次の列に目をむけた。



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