もう一度君に会いたい


そんなに俺が可愛いと言ったのが嬉しかったのか、朝陽は、だろっ!?と、自慢げに言った。

『(何で朝陽が自慢げ?)』

そんなことを思ったけど口には出さなかった。

「雪波ちゃ~ん!」

そんなことを思っていると朝陽が彼女に話しかけた。

すると雪波ちゃんと呼ばれた彼女は一瞬、ビクッとしてこちらを振り返った。

「雪波ちゃんっ!こいつ、俺の親友の雷泉春っつうんだ。さっき言ってた奴。」

『(どうやら俺はいつの間にか朝陽の親友になっていたらしい。
別に嫌じゃないんだけどなっ?むしろ、朝陽の事は男として尊敬してるっつうか……)』


〔素直になれよっ! by作者〕




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