氷ノ様ナ鏡


青い空に少し滲む灰色に


あんなに綺麗だった白い麗音はもういなくて俺はただ泣いた



泣いて



泣いて



泣けば



麗音が俺を抱き締めてくれそうな気がして泣いた


きっと二度と帰らないであろう麗音を想って





end

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