太陽ジャンク



ガラガラ・・・。




戸が開き、制服姿の男子高校生が入ってきた。




「ラーメン1つ。」



ずっと前と同じ仏頂面な顔と声色。



俺はつぃ鼻で笑ってしまった。





「んな事よりさ、一つ言うことあるんじゃないのか?」




青年は顔を上げて、笑う。




「出直してきたぜ、ヒロ兄。」



相変わらず唐突さは代わりねぇな。




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