太陽ジャンク


姫の眉がつり上がる。



「もし、勇助が“ゆう”だったら

結婚してもらえないわよ?」



「あーっ!!!!!」


オレが立ち上がると勇助が座れと言うように


手を上下に振った。



「待て待て。言っただろ?俺はゆうじゃないって。


それに"ゆう"ってもしかしたら

"ゆうすけ"じゃないかもしれねぇよ?」



皆の目が点になる。

(もちろん、オレも。)



「"ゆうた"とか"ゆうき"かもしれねぇよ?」





・・・・・。






「うわあぁぁぁぁぁぁぁっっ!!!!!!!??」



「気付かなかったのかよ。」



勇助は苦笑い。



「じゃあ、探す範囲めっちゃ広いじゃん!!」



「まぁな。」



オレは落胆した。



なんだよそれ…



キリがねぇ。。。


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