太陽ジャンク
「ふぅ…ここが学校かぁ。」
って、普通についてきちゃったし!!!
うそぉ〜、
だって今まであのサバイバルの裏道を
リタイアせずにクリアしたの
オレだけだったんだよ・・・!?
「凄いね…。君って…名前は…」
って、いない!?
キーンコーンカーコーンッ
「やべっ!オレが遅刻すんじゃん!」
オレは下駄箱までダッシュしたが
間に合わず生徒手帳にバツが一つ付いた。
ついてねぇ…。
トボトボと教室に入ると
いつもだったら遅刻するとSHRを長くして説教する担任が
やけに気持ち悪い顔でご機嫌麗しゅう顔をしていた。
「なぁんだ、お前、転入生が来たって言うのに遅刻かよっ。」
「そーみたいだねぇ〜。」
どこのクラスか分かんねぇけど。
オレがいつも座っている席の隣に
誰か座っている。
はぁ?
確かそこは空き席だったような…。