Dream chance~アイドルのあなた~
pipipipi…♪

携帯のアラームが鳴っている。

「ん…」

私は手を伸ばして枕元の携帯をつかむと、鳴り続けていたアラームを止めた。

「…また…あの夢みちゃったよ…」

小さい頃から、同じ夢を何度となく見続けているけど、その男の子が誰なのかさっぱりわからない。
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