ツンデレ少年
出会い
『1:出会い』
お互い笑い疲れるまで笑った後私たちは近くの喫茶店に向おうと、部活などの話をしながら校門を出た。実際今日はお互い緊張していてお昼ご飯を一切食べてきていなかったので、私たちはもうお腹ペコペコ。あーあ。今日のお昼ご飯オムライスだったのになあ食べときゃ良かった!
「ねえ、高校、かっこいい人居るかなっ!」
夏喜が声を弾ませて言った。確かに。まずそれが女の私たちにとって1番の楽しみだ。
「いるんじゃない?私超爽やかなイケメン君がいいな」
「あー部活で生きるみたいな?」
「そうそう!」