kurukuru×テンパーマ
次の日ー
あたしは今日も先生に挨拶をした。
いつもどうりのあいさつが返ってくると思ってた。
だけど今日の先生はいつもと違う。
・・なにあのかっこう・。
先生のお気に入りらしいピンクのシャツに
赤茶色のネクタイいつもは着ないパリッとしたスーツをきていた。
ひげはきれいにそり毛穴はいつもよりも目立たなかった。
そしてきつい香水のにおいが周りにただよっていた。
1番視線がいくのは先生の髪だった。
たぶん丁寧にアイロンをかけてびしっとしたストレートになっていた。
水をかけたら元に戻りそうだ。
後で上からみずでもかけてやろーかな・・
先生はかっこよくなったつもりだろう
生徒からの注目がすごかったから
でもここにいる人のだれも先生のことをかっこいいという人は
いないと思う。あたしはいつも思っていることだけど今日は特に気持ち悪いと思う。
近くの人たちが「何で先生あんなになってんの??」
「かっこいいとおもってんのかな・・・」
まさかあたしが今日こくるっておもってるから・・?
でもこんな反応が出てくるなんておもわなかったな・・
今日あたしは先生からの視線が激しかった。
結局あたしは先生にこくらなかった
< 8 / 22 >

この作品をシェア

pagetop