Replicant・Lover's-L No.6 もうちょっと後日談
咎めるような口調でこう訊き、あの表情を上げあたしの顔を覗き込むようにして、

「脈も速い、顔色も赤い。早く寝ろ」

こう突き放すように早口で喋り、あたしの手を離した。

「あの……それは、えっと……あれ?」

そして、あたしの言い訳を訊かず、バスルームをそのまま出て行ってしまった。


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