Replicant・Lover's-L No.6 もうちょっと後日談
「ゆってっ!!」

唇を尖らせて最後のひと押しをすると、

ジンは10秒程フリーズして、

あたしの身体を抱きしめた右肩からソファの背凭れの方に転がるようにして身体を入れ替えられ、あたしの身体は仰向きになりジンの身体に覆われる様な形になった。

ソファはジンのぬくもりが残っていて少し肌寒かった背中にそれを感じ、もちろん正面はジンの身体が直接温めてくれる。

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