Replicant・Lover's-L No.6 もうちょっと後日談
「キミは……」
あー、困ってる、困ってる。
あたしが両手でジンの腕を包むように持つと、ジンはひとつ溜息を吐いて観念した。
そっと撫で下すとジンが顔を背けて我慢する。
唇を押しあてて吸いたてると、ジンの肩に赤い花びらみたいな欝血の痕がつく。
ジンの肩に頬を預け、ジンのその表情を見上げた。
「これって、やっぱりあたしのせいだよね?」
あー、困ってる、困ってる。
あたしが両手でジンの腕を包むように持つと、ジンはひとつ溜息を吐いて観念した。
そっと撫で下すとジンが顔を背けて我慢する。
唇を押しあてて吸いたてると、ジンの肩に赤い花びらみたいな欝血の痕がつく。
ジンの肩に頬を預け、ジンのその表情を見上げた。
「これって、やっぱりあたしのせいだよね?」