Replicant・Lover's-L No.6 もうちょっと後日談
諦めて右手を下ろしたジンの身体にぴったりと抱きついたまま、耳たぶを甘噛みして首筋に唇を寄せる。
浮き出た血管に沿って唇を滑らせると、ジンは反応してあごを上げた。
「……リッカ」
真一文字に結ばれていたジンの唇が開き、あたしの名前を戸惑いと溜息と共に漏らす。
その声に、ぞくぞくっと背筋に電気が走り、息が詰まるみたいに胸が痛む。
浮き出た血管に沿って唇を滑らせると、ジンは反応してあごを上げた。
「……リッカ」
真一文字に結ばれていたジンの唇が開き、あたしの名前を戸惑いと溜息と共に漏らす。
その声に、ぞくぞくっと背筋に電気が走り、息が詰まるみたいに胸が痛む。