眼鏡ヲタクは俺様王子!?

そんな仁菜子は
俺の気持ちも知らずに
俺の顔からダサイ眼鏡を外す




「なんでこんな変な眼鏡してんの??」




「それはね」


俺は仁菜子の顔に自分の顔を
近づけた

『お知らせします
1年C組花畑仁菜子さん
至急職員室まで来なさい』


俺の話をさえぎるように
放送される仁菜子を呼び出す先生の声



「あ、あたし行かなきゃっ!!」


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