◇◆近距離恋愛◆◇〜続編〜

部屋に入った途端、美海は勉強にダイブして大きなため息をついた



「あぁ〜、気持ちい。今日はなんだか疲れたな。ちょっと寝まーす。」



そういって死んだように
ベッドにぐったりとしていると



隣に寄り添いながら寝転がる隼人
しかもなんだか動きがぎこちない




「隼人、どうしたの?」




そういって
くるっと隼人のほうに体を向けて



二人、寝転がりながら体を向き合わせている状態




「べ、別に・・・」




顔を不自然なくらい赤くしている隼人



なんだか美海まで緊張してくる



ドキドキ高鳴る心臓
そんな状況に耐え切れなくて



美海は





隼人にそっとキスをした





唇と唇が離れたあと
ぱっと隼人な顔を見ると真剣で



恥ずかしくなって顔を隠すように俯くと




ガバッと隼人にの下敷きになる美海




上には隼人がいて
両腕はベッドに押し付けられている




「はやっ・・・んっ!」



名前を予防としたのに
それを言わせないかのように美海の口を覆った



何度も何度も
重なり合う唇



ドキドキして
とろけそうで



ただ
息遣いだけが
荒くなっていく



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