◇◆近距離恋愛◆◇〜続編〜
美海サイド
授業も全て終わって
今部活中
「美海にしては上出来じゃない?ま、あんたは元がかわいいからね」
美海をまじまじと見て言う愛子
「そんな気使ってお世辞なんていいよ〜!
てか何人かには可愛いねって言ってもらえたけど…
隼人は何も…」
ため息をつきながら隼人を目で追った
可愛いどころか
ちび猿はちび猿って
ホントに美海のこと好きなのかな?
ふったら気まずくなるからしょうがなく付き合ってるとか?
「そんな落ち込まないの!まだ今日は終わってないのよ?
あの隼人くんのことだしただ照れてるのよ」
「ん〜、そうかな?そうだといいけど…」
また大きなため息
付き合ったらもっと近づけて
もっと大好きになれる
そう思ってたけど
不安は増える一方
「ま、とりあえず今日の帰り!頑張りなさい?」
そういって愛子は美海の頭をポンッと撫でてくれた
「うん…!これでダメだったら美海…。」
考え直した方がいいのかな?
隼人に似合う人なら他にもたくさんいるし