◇◆近距離恋愛◆◇〜続編〜
「別に美海たちらしいっちゃらしいけど。
ま、美海がそれでいいならいいんじゃない?」
にやけながあたしを見る結衣ちゃん
いやらしいヤツめ!
「このままでいいわけでもないけど…。でもそんな…。
だって美海が急にそんなことしたらおかしいでしょ?」
そんなことを言うと結衣ばブッ!と吹き出すように笑出す
「あはは、そうね〜。ま、もうそろそろあっちも限界でしょ?!
美海がちょいと色気をつければいちころよ!」
あ〜なんか結衣ちゃんが言ってることよく理解できない!
隼人が限界?
ん〜難しい
人生って難しい!
「確かに美海ちょっと隼人の前で女の子らしくなってみようかな…!
結衣ちゃん!美海明日から生まれ変わる!! 」
美海がガタンッと椅子から立ち上がり、気合いを入れると
「頑張ってね〜」
とすました顔して自分の席へと戻っていった