キャンディ―甘い飴―
「だって、さ。
新しい高城の一面を見れた訳で…またひとつ高城のコトを知れた訳で……やっぱり私の愛した人だな!って思ったよ。」
どんな高城だって、高城に変わりないんだから、ね?
そう言うと、
「夏菜……ありがとう…」
と、言って高城は私にくっついてきた。
「当たり前じゃない!
私は誰だと思ってんのさ!!」
「……夏菜。」
「そうよ、夏菜様よっ」
ぶははははッ!!!
二人で笑いあった。