キャンディ―甘い飴―



「あ、そーえば。
夏菜、足は?」



「んー、春矢先輩にテーピングしてもらった~。
これで借り物競走に……ふぐ…」


出れる!って言おうとしたら、高城の手によって口を塞がれた。



「借り物競走?
出させないよ」


すっごーい怖い高城の顔が私の顔まで近づいてきて、、、


「分かった?」


分からない…絶対出るもん!!という意味を込めて。


横に振った。



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