先生、嫌いです


「きっと恭介先生は良い先生だと思う、結衣の言うように信用できる先生かもしれない。
でも…私、恐いの。先生が…恐いよ」





亜美のブランコの動きが止まった。





「亜美…、亜美の気持ちはわかるよ。でも、いつまでもそんなんじゃさ、私も…私も辛いよ」





結衣のブランコも止まる。





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