先生、嫌いです
亜美は走ったので先に歩いていた結衣に追いた。
「ねぇ亜美、夏休み絶対遊ぼうね!」
「うん!」
「買い物とか行きたいんだよなー」
2人は歩きながら遊びに行く計画を色々と立てた。
「亜美、なんだか元気になったよね。私、嬉しい」
「うん。最近、気持ちが落ち着いてるっていうか…よくわからないけど、結衣のおかげだよ」
亜美はありがとう、と結衣に言う。
「それと、恭介先生のおかげもあるでしょ?」
結衣は笑った。
そうかもね、と言い亜美も笑った。
「それじゃぁ、亜美気をつけてね」
2人は別れた。
久しぶりに見る亜美の笑顔。
結衣は嬉しかった。