【短編】キス、してよ?

「ふーじーわーらーくーん!!!!」

「高野!!」


涙がとまらないよ?


「じゃ、あたしはこれで。」
「木野さん、ありがとうございました!」


木野さんはニコッと笑って屋上を後にした。


「うっ・・ウッ・・・」
「な、泣くなよ。」
「だって、藤原君があたしを・・・」

夢なのかな?


こんな幸せなの・・・・・・


「高野・・・」

「ふぇ・・!?」

唇が重なった。


「泣き止んだ?」

ペロッと舌をだして笑う藤原君。

「う、うん。」

幸せすぎて、実感わかない。


でも、藤原君はあたしを選んでくれたんだ。




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