青い春

「なんなのその頭は!」

その問いに一言、

「なんでもいいから、
学校来いって言ったのは、
そっちだよ。」

そう言うと空いてる席に、

腰を下ろした。

「今日はしょうがないわね。
明日からは、
きちんとしてきなさい。」

それだけ言うと、

午後の授業が始まった。

彼女の席は、僕の隣。

そして桐谷君の後ろ。

不良が二人。

僕は黒板に目を移した。
< 6 / 10 >

この作品をシェア

pagetop