桃色の初恋〈下〉

2.転機




もう、愁と離れて
5ヵ月も経つ。


それなりの決心もできていた。



でも____





ピーンポーン

『私出る』

「いいのよ。おばあちゃんが
 でるから安静にしてて」




私はそう言われたので、
ベッドの中へもぐった。




誰が来たのかなんて
少しも気にしなかった。




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