桃色の初恋〈下〉


「でも生まれたとき、とっても
 嬉しかった。泣いちゃったしね」




紗智の話を聞いてると
早く赤ちゃんを見たいって気になった。




家に帰り、ベッドで寝る。
そんなだらだらの生活をしていた。




そう、あの日までは平和だったんだ。




突然、何が起こるか分からない。




あの日から、色々なことがおきすぎて
私はどんどん耐えられなくなって
しまったんだ。





神様はどこまでも

私を不幸にした。






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