俺を闇から救ったのは、 彼女でした
告白
「佐倉井、俺さ、」 ショッピングモールを 散々歩きまって、 俺達はマクドで、 ランチを兼ねた休憩中だ。 「平林くん、 どうかした?」 「これ、佐倉井に、やる。」 って、俺が、差し出したのは、 小さな紙袋だった。 「私に???」 「あぁ。」 「有難う。 開けて良い???」 「あぁ。」 「これって…」 紙袋を開けた、佐倉井が、 満面の笑顔になった。 「欲しかったんだろ。」 プレゼントは、 さっき、佐倉井が、欲しそうにしていた ♪オルゴール♪だった。