俺を闇から救ったのは、 彼女でした
ダメ教師 × 不登校児
幸せな気分の俺をどん底に落としたのは… アイツだった。 アイツは、今日も懲りずに インターホンを鳴らしていた。 「アンタさ、人ん家のインターホン 壊すきかよ。」 俺の声に、 アイツは、振り向いた。 アイツは、驚いた顔をして、 俺を見ていた。 「平林…お前… 出かけてたのか?」 「アンタさ、今日が何の日か、 知らないのかよ。」 「ホワイトデーだろうが、 それがどうした。」 「恋人たちの日なんだよ。 邪魔すんな。」 「平林… 彼女がいるのか?」 「悪いかよ。 っか、アンタは、 彼女、いないだろう(笑)彼女いたら、こんな日に、 俺ん家に来ないよな(笑)」