俺を闇から救ったのは、 彼女でした
アイツは、 相変わらず毎日やって来た。 「なぁ、平林、 今日はいい天気だぞ。」 「………」 「平林、いい加減、 学校に来たらどうだ?もうすぐ、修学旅行だぞ。 行きたくないのか?」 俺は、アイツの言葉に ぶちギレた。 「テメエが、学校辞めれば、 俺は、学校に行くさ。」 俺は、ずっと我慢していた言葉を口にした。 「………」 「俺、知ってるんだぜ。 1年前に俺が殴られた時、 助けれなかったんじゃない。アンタが、びびってたってな(笑)だから、 俺を助けられなかったんだよな(笑)あんたよりデカイ、中学生にびびってる、頼りない担任なんていらないんだよ (怒)」