♥恋する生徒会♥ ~with friends~
「もぅ、決まった事なんだ」
「それはもぅ、変えられないの?」
「たぶん、ね」
「そっか・・・」
瑠璃の表情はますます曇る
「いいよ、もう話すね」
「え?」
「そんな顔されたら
オレが困るよ」
一はもう一度微笑んだ
「オレさ、夏休みが終わったら
転校することになったんだ」
「転校?」
「うん、親の転勤でね
ずーっと遠くに行くんだ」
「そぅ、なんだ」
「まぁ、それだけの事なんだけどね」