♥恋する生徒会♥ ~with friends~


山の頂上にたどり着いた勇希


「こんなとこに

神社あったんだ」


山の上には小さな神社があった


「広末?

いるの?」


だが、あたりに雪奈の姿は見えない


「どこ行ったんだよ・・・

一が行っちゃう」


ガタッ

その時、物音が響いた

「広末?」

音は神社の裏から聞こえた


勇希が裏へ回ると


「広末!

………どうした?
なんか、あったの?」


雪奈の目から、涙があふれていた


「………なんでもない」


「なんでもないって

広末が泣くなんて

なんかあったんだろ?」


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