♥恋する生徒会♥ ~with friends~
勇希は自力で這い上がった
「おま、いい加減にしろよw」
半笑いで怒る勇希
「まじ、ごめん」
「健斗だったら溺れてたぞ」
「え、うのけんってカナヅチ?w」
「夏の体育の成績は
最悪らしいぞ」
「ふふっ」
参ったなぁ
とでも言うように
雪奈は笑った
と同時に涙がこぼれおちた
「あれ、何でだろ?
なんで、泣いてんだろ?」
ゴシゴシ頬をこする雪奈
勇希は何も言わず
雪奈の頭にポンと手を置いた
「会長・・・
わたし、つらいよ。
さすがに、キツい」