♥恋する生徒会♥ ~with friends~
ということで、
「調査だ!」
と言い出しっぺの
健斗が一番最初に乗り込んだ。
「なぁ、新道?」
「なに?」
「あのさ、合宿行くんだろ?
よろしくな。」
「あぁ、よろしく。」
一は健斗と目を合わせようともしない。
「なんか分んないことがあったら
いつでも言えよ?」
「分かった」
やはり、机に広げた参考書から
顔を上げようとしない。
気まずい空気に耐え兼ね
健斗はすぐに帰ってきた。