モノクロ
ようやく唇を離してくれた九条さんと目が合う。
「その顔は逆効果だよ。」
「ふえっ!」
そう言って九条さんはあたしを抱き抱えて、ベッドの上に座らされた。
そして九条さんは、ゆっくりとあたしの服を脱がす。
不思議と嫌ではなかった…九条さんがあたしのすべてを受け入れてくれるみたいで。
「嫌だったら言ってよ?」
「九条さんなら…嫌じゃない。」
あたしがそう言うと、九条さんは優しく笑った。
気が付くとあたしは押し倒され、九条さんの後ろには天井が。